いつ知り合ったのか覚えてないくらい前からの付き合いが幼馴染という。
他県に住む幼馴染が、癌で亡くなっていた。別の幼馴染からのメールが教えてくれた。
男の子の中では、多分一番馬が合う相手だった。
最後に会ったのは一体いつだっただろうか。
当たり前のように、またそのうち会えると思っているけど、それは永遠にやってこないことも珍しくはないのだ、きっと。
「便りがないのは元気な証拠」とは、よく言ったものだ。
この世からいなくなってしまった相手には、もういくら会いたくったって会えないのだ。
そう思うと、ひどく寂しい。